発酵yogi food とは

コンシャスフード

蓮沼の畑のズッキーニ

Conscious food

全ての命は繋がっており、宇宙の、自然の一部として個人が存在している、ということを感じづらくなっている現代の私たちの生活ですが、人と人を食が繋ぐコンセプトは、世界共通の、自然と人間が共存する原点です。

マクロビオティック、アーユルヴェーダ、ローフードと様々な食から健康へのアプローチを勉強してきて、それぞれ違うけれど根本は共通だなって思うこともあります。

食とは食べ物の波動、プラーナ、エナジーを頂くということ。

大きな意味でバランスをとることが重要であること。

ローカル、シーズナル、オーガニック

サスティナブルな栄養価が高く、加工度の低いものをベースにするライフスタイルは、宇宙、自然とのバランスをとり、波動の高い、光輝く毎日を送る、具体的でシンプルな方法です。毎日の食事を丁寧に作り、心と体の健康に向きうことを大事にしています。

1)発酵食

今世界が発酵に夢中です。

北欧の「ノーマ」をはじめとするするトップクラスのいわゆるガストロノミー系のレストランのシェフからも、世界的パンデミックによる健康意識の高まりからも、発酵が大ブームになっています。特に日本には麹を使った独特の発酵文化があり、世界の発酵ギーク達が注目しています。

腸内環境を整えることは様々な健康上の問題を解決し、美容に良いというだけでなく、私達の精神状態にも影響を及ぼすことがわかっています。

発酵食品をお料理に加えるだけで魔法のように美味しくなります。特に肉や魚を使うノンベジタリアン料理に比べて、旨味成分であるアミノ酸が少ないヴィーガン料理に、簡単に天然の旨味を加えることが出来ます。

発酵も菌達の共存共栄のハーモニーの世界。発酵食は菌達と時間が育てます。私達は菌達の働きやすい環境を整えて、ちょっとお手伝いするだけなんですね。生きた菌と酵素やプラーナ(生命エネルギー)のいっぱい詰まった、リビングフードである手作りの発酵食品を取り入れたお料理を作っています。

2)ハーブと野草のヒーリングパワー

庭から摘んだばかりのハーブをたっぷりお料理に使うとき、それは豊かで華やかで、ちょっと贅沢な気分になれる瞬間です。

フレッシュなハーブを使うのは、凝った料理の領域だと思われているかもしれませんが、私にとって摘みたてのフレッシュなハーブは、料理にフレーバーや個性を与える、最も簡単で家庭的な食材です。そしてハーブには飾り以上に、非常に栄養価が高いということもあります。

古くからハーブは香りや栄養分の恩恵だけではなくて、抗菌薬用の成分としても使われていました。香水や防腐剤、儀式などあまりに多くの目的で使われていたので、神からの贈り物と考えられていたそうです。

私が一番よく使うのはオレガノ、タイム、セージ、ローズマリー、ミント。その他季節によってにディル、ナスタチウム、ラベンダー、トゥルシー、紫蘇、エルダーフラワー、バジル、パセリ、コリアンダー、レモングラス、カレーリーフ、パンダンリーフなどがお庭にあります。

野草もまた野生のハーブであり、身近なスーパーフードです。朝のジョギングがてらに、ヨモギ、ドクダミ、桑の葉などを摘んで、干してお茶にするのが、コロナ渦の新しい日課になりました。周囲の環境に注意を払い、栄養価があるものが、自分の身の回りにあることに気づくことは、素晴らしい経験であり、正に神が与えてくれ恵みを享受している、何か神聖な行為のようにすら感じられます。

特によもぎは「日本のハーブの女王」とまで言われ、その薬効効果は幅広く、東洋医学でも薬として使われてきました。クロロフィル、ビタミンやミネラルを豊富に含み、お料理にも使いやすい野草です。よもぎは体を温め、抗酸化作用が非常に高く、デトックス効果の高い、女性に嬉しい日本のスーパーフードです。

3)スパイスの魔法

ヨガとアーユルヴェーダは兄弟姉妹関係にあるシステムだと言われます。男性的で活動的なヨガと、女性的で養育的なアーユルヴェーダ。しかしながらどちらのシステムも男性的、女性的資質を備えており、共に実践することで、心と身体と魂のバランスを整え、一人一人にあった健康的で、バランスのとれたライフスタイルを築き、健康な状態を保つ手助けをしてくれます。

アーユルヴェーダ的な食を語る上で、欠かせないスパイスの役目ですが、単に料理に香り付けをし、味を引き上げる刺激ある調味料ではなく、食べる薬であり、漢方や生薬としても使われています。スパイスをバランスよく取ることで、温・冷を中和したり、消化力を増進したり、ガスを除いてくれるという、嬉しい効果があります。

4) クリーンイーティング

私にとって「ヴィーガン」「プラントベース」「グルテンフリー」などのカテゴリー分け以上に素材のクオリティが重要です。

例えば市販のポテトチップスと、自分の畑で採れたオーガニックのジャガイモと、質のいい油を使い、お家で揚げたてのチップスを食べるのでは、どちらがより身体に負担をかけないか、どちらが愛があるか。ポテトチップス自体はヴィーガン、プラントベースであり、グルテンフリーですが、加工食品に使われている質の悪い油や添加物など避けたいもの。

健康と環境にマインドフルで、食材がどこから来ているのかを知ること。食材を丸ごと食べるホールフーズ。加工品は避け、自然に近い状態のリアルフーズを選ぶことがクリーンイーティングの鍵です。

日々お料理に使う油や塩、甘味料などのクオリティも然り。例えば、油は本来、ごまやオリーブ、なたねなどの原材料に単に圧力をかけて抽出したエキスです。しかし今,一般に広く使われている安価な油の多くはヘキサンという石油溶剤を使って高度に加工されています。

私がキッチンに常備している油は、コールドプレスのココナッツオイル、オリーブオイル、ごま油です。植物性のオイルの難点は非常に酸化しやすいという点です。ココナッツオイルは植物油の中で一番酸化に強く、加熱料理にもお勧めです。ココナッツオイルは中鎖脂肪酸(MCTオイル)という構造をしており、エネルギーとして燃焼されやすい特徴があります。約20度以下で固まるので、その性質からロースイーツのレシピでよく使われます。ココナッツオイルには抗菌作用、免疫力アップ、代謝アップなど様々な健康効果があるとされています。

オリーブオイルとごま油も、植物油の中では比較的酸化に強い植物性のオイルです。オリーブオイルに含まれるポリフェノールには、美白効果、抗酸化力効果などがあるとされています。コールドプレスのエキストラバージンオリーブオイルをサラダやドレッシングに使うことが多いです。

ごま油には炒ってから搾油する香ばしい香りのするものと、焙煎せずに生のまま搾った「太白油」があります。香りのあるごま油はアジア料理のフレーバーに欠かせません。太白ごま油はアーユルヴェーダのマッサージでもよく使われます。香りがないのでお菓子などにも使えます。セサミンやセレンなど、抗酸化作用の強い成分も多く含まれます。